ショート動画を見るように、縦スライドで次々とゲームを探せる「Astrocade」を触ってみました。
遊びたいゲームが見つからなければ、その場でAIと会話しながらゲームを作れるという、かなり今っぽいプラットフォームです。
これは何?
「Astrocade」は、TikTokのように縦スライドでゲームを探して遊べるプラットフォームです。

ユーザーが作ったゲームがずらっと並んでいて、スマホで次々と遊べます。
さらに「こんなゲームで遊びたい」と思ったら、コーディングなしでAIと会話しながらゲームを作れます。
自然言語でゲームを作って、そのまま公開できるのが大きな特徴です。
見つけたきっかけ
最近ニュースになっているのを見て知りました。
電通ベンチャーズが、自然言語で誰もがゲームを制作・公開できる生成AI時代のエンターテインメント・プラットフォームを提供する米国「Astrocade社」に出資した、というニュースです。

そのほか、Xでも見かけました。
ローンチして8か月で500万人のMAUを達成し、ゲームは1.4億回遊ばれているとのこと。
コアターゲットは意外にも20〜40代の女性で、Instagramとの取り合いなのかも、という話も見かけて気になりました。
使ってみた・遊んでみた感想
トップページを開くと、ユーザーが作った無数のゲームパッケージがずらっと並びます。

中には、どこかで見たことがあるゲームや、明らかに無断使用っぽいキャラクターも見えます。
このあたりの雰囲気は、ユーザーが自由にゲームを作って公開して遊べるRobloxに少し似ています。

ただ、Robloxと違うのは、ゲームがすべて縦型動画のような形式になっているところです。
スマホで遊ぶことを前提にしている感じがあります。
なので、スクショのページはPCから見た画面ですが、実際に遊ぶならスマホからアクセスしたほうがよさそうです。

「Create」ボタンを押すと、AIと会話しながらゲームを作れます。
ゲーム案が思いつかなければAIに任せてもいいですし、雑に「〇〇がテーマのゲーム作って」でもOKです。
日本語でも受け付けてくれます。
ただ、AIからの返答は日本語のときもあれば英語のときもあり、ここはまだ謎で安定していませんでした。
こちらの依頼がかなり抽象的なときは、3択の選択肢を出して、考えを整理する手助けをしてくれることもあります。
今回は、とりあえずビーバーのゲームを注文しました。

こんなに丁寧に書く必要は全然ないのですが、最初なので少し丁寧めに書いてみました。

送信すると返答が来て、Createを押すと生成までの時間が表示されます。
最大で10分かかるようですが、時間帯や内容によっては、それより早く完成することもあります。

できました。
このゲーム生成で面白かったのが、デバッグ用のパラメータ項目を自動で作ってくれるところです。
実際に遊んでみて、「もう少し早くしたい」「もう少し色を変えたい」と思ったら、Game Settingsで楽に変更できます。

さらに画像素材やBGMも、Astrocade側が全部用意してくれます。
なので、本当にユーザーは会話するだけでゲームができちゃいます。
一人でゲーム作ってると、「素材も作らなきゃなぁ…」となるんですが、その悩みもなくなります。
ただ、一発で期待どおりの動作になるわけではありません。
そこから何回かAIと会話して、ブラッシュアップする必要はあります。

ここが良い・面白いポイント
- TikTokやYouTube Shortsを見るような感覚でゲームを探せる
- 超カジュアルなゲームが次々に流れてくる
- 遊びたいゲームをAIと会話しながらすぐ作れる
- コーディングなしでゲーム制作できる
- 絵やサウンドもAstrocade側が用意してくれる
- 納得したら、そのまま公開できる
- RobloxやUnityRoomよりもかなり手軽に感じる
- Game Settingsで調整しやすい項目が自動で用意される
TikTokやXを、なんとなーくぼーっとスワイプしてしまうときってありますよね。
面白い動画や気になるポストが流れてきて、なんとなく暇を埋めてくれる感じ。
Astrocadeでは、その感覚で超カジュアルなゲームが次々に流れてきます。
動画ではなくゲームが流れてくる。
無限に娯楽が出てくる感じです。
これは画期的ですが、結構危険かもです。
時間が溶けそう…。
もうひとつ面白いのは、遊びたいゲームをAIと会話しながらすぐに作れるところです。
自分で思いついたゲームをAIに相談すると、形にしてくれます。
絵もサウンドもAI側が用意してくれて、納得したらそのまま配信できます。
正直、まだ生成にクセはあります。思い通りのものを作るにはこねくり回す必要あり。
でも、この圧倒的な手軽さはかなり強いです。
ゲーム制作って、普通はアイデアがあっても、作るまでの距離が長いです。
Astrocadeはその距離をかなり短くしていて、「思いついたからちょっと作ってみる」ができます。
なんと画期的な…!

最終的にできあがったビーバーのゲーム

タイトルとパッケージ画像までAIが自動で作ってくれます
気になった点
なんか安定せずに生成中にエラー画面になることがあります。
(ただ、ページを再読み込みすれば直りました。)
また、修正のメッセージを送ると、残り1秒を過ぎても延々と「Your wish will be granted soon…」のコメントが出た状態になることがありました。
残り1秒で完了って言ったやん……となります。
あとは、ビジュアルの修正が少し難しいです。
一度できあがったマップやコースの修正が、思ったより大変でした。
そもそも、自分が思い描いていたマップ構成をテキストで伝える必要があります。
これ、もしかして普通に作るより難易度上がってる……?と思う場面もありました。
AIで作れる手軽さはすごいですが、細かく狙った通りに作るには、まだ会話の工夫が必要そうです。
こんな人におすすめ
- ショート動画感覚でゲームを探したい人
- 超カジュアルゲームを次々遊びたい人
- AIでゲームを作ってみたい人
- コーディングなしでゲーム制作を試したい人
- RobloxやUnityRoom的な投稿型ゲーム文化が好きな人
- 思いついたゲーム案をすぐ形にしてみたい人
- 生成AI時代のゲーム制作に興味がある人
リンク
Astrocade
https://www.astrocade.com/


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